新規でアプリを作るのでminSdkVersionをいくつにするか考えた
最近、個人で新規のAndroidアプリを作る際に「minSdkVersionをいくつにするか」を考えたので、備忘がてら残しておきます。
参考にしたもの
はじめは公式の情報である Android Developers のみを参考にしようかと思いました。
しかし、作ろうと思っていたアプリは日本国内向けであるのと、情報が少々古い(2019年11月時点でAndroid 10のシェアの情報なし)ので、もう少し日本国内に限った情報が欲しいと感じ、スマタブさんもみてみることにしました。
スマタブさんのデータを見ると、Android Developersのデータと様子が違うなと思ったので、念のためどのようにこのシェア情報を入手しているのかと気になったので、こことかを読んでみました。
「情報系ダウンロードアプリ」というのが何を差しているのかはわかりませんでしたが、「データが新しいものであること」、「日本国内のデータ」であることからスマタブさんの方も参考(というかほぼこれ)にminSdkVersionを決めることにしました。
シェアの情報を見比べてみる
Android Developersで公表されている数値とスマタブさんのデータを見比べてみると、特徴が違うように見えます。
Android DevelopersのほうではLollipopやMarshmallow、Nougatで半分近くのシェアを誇っておりPieは1割ほどしかありません。
ですが、スマタブさんのデータではLollipopやMarshmallow、Nougatは3割ほどで、Pieは半分近くあります。
そもそもデータの取得期間の違いがありますし、2つのサイト間で、シェアの定義やどういうデータの場合にアクティブと見なしているのかなどの違いがあるかもしれないのですが、日本の場合スマホの買い替えが活発で新しいバージョンに移っていきやすいのではないかと思いました。
minSdkVersionを決定する
主にスマタブさんのデータをみて、23に決めました。 既存のアプリですと21や22というのも多いと思うのですが、
わずか数%のユーザになるかどうか分からない層に工数をかけるよりかは、できるだけminSdkVersionをあげて開発しやすい環境を整えたほうが結果的にユーザのためになる(と思う)
スマタブのデータでは93%ほどを占めているので、十分じゃないか(と思う)
という理由から思い切って23に設定してみました。
minSdkVersionを23にしているというのをあまり聞いたことがなく、何か見逃しているかもしれないので少し心配ですが、個人アプリだし失敗した場合は業務に生かせばいいやと思っております。
他にうちはこういう風にやってるよーというのがありましたら、教えていただければm(* )m